ダイハツ問題の考察からの労働時間の法規制解説

今日、ダイハツの不正問題が大きなニュースになっていますね。詳しいことはわかりませんが、この問題について労働時間の法規制も交えて、記事にしたいと思います。

目次

ダイハツの不正問題とは

現時点でわかっていることですが、エンジンに関する試験で、量産時にはしない加工をしてエンジン出力を向上させたことや、衝突試験においても不正なデータを使って認証を取得していたということです。第三者委員会の調査報告書では、以下の様な問題があったということです。

  • 過度にタイトで硬直的な開発スケジュールだった
  • 不合格は許されないというプレッシャーがあった
  • 現場まかせでチェック体制が構築されていなかった

(出典:読売新聞オンライン)

実は筆者の会社も同業となります。開発スケジュールに追われるという状況はよく理解できます。しかし、だからといって不正をして良いということでは、けしてありませんね。第三者委員会からは、経営幹部が責められるべきとの結論が出されていますが、全くもってその通りだと思います。

労働時間の法規制について

話は変わりますが、労働時間の法規制について、改めて確認してみましょう。まず基本事項として、

使用者は原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけない

というのが労働基準法にあります。そう、法律上は1日8時間の勤務なんです。初めてこの事実を知った時は少し驚きましたね。しかしこれでは成り立たないということで、時間外労働協定(いわゆる36協定)を、労働組合等との労使協定にて定め、時間外労働を可能としているわけです。

時間外労働の上限

原則として、月45時間、年360時間です。臨時的な時別の事情がなければ、これを超えることはできません。これが上限の第一ステップです。この第一ステップ内で時間外労働は収めたいものです。

第二ステップとして、臨時的な特別な事情があっても上限は、年720時間以内、複数月平均80時間以内、月100時間未満、になります。たまにニュースで過度な時間外労働が問題として挙げられることがありますが、月100時間ってすごいことだと思います。

1ヶ月で25日(週6日勤務)働いたとして、1日平均4時間です。経験したことはありませんが、倒れるのも無理がない状況だと推測します。こういう問題があって、上限が決められたわけですが、それでも100時間というのはまだ緩い上限だと思ってしまいます。

不正問題との関係性は

どのような労働環境であったかはわかりませんが、タイトな開発スケジュールだったということなので、時間外労働も多かったのかもしれませんね。また、現場任せだったという指摘もあり、社内のコミュニケーションにも問題があったのかもしれません。

私も長いことサラリーマンをやっていて感じるのは、時間外労働が増えるとプライベートが削られ、心の余裕がなくなってくるということです。また職場のコミュニケーションに問題があると、仕事中も余裕がなくなります。公私共に、気持ちに余裕がなくなるというのは、とても辛いことです。

不正以前に、精神的に参ってしまうと、仕事が続けられなくなってしまうこともあります。その様な時は、時間外労働をすぐに減らすことは難しいかもしれないため、まずは職場のコミュニケーションを改善することだと思っています。

まとめ

ダイハツ問題からの、労働時間の法規制含め、私の所感を記事にしてみました。時間外労働は非常に身近なことであるため、最低限のことは覚えておいて損はないですね。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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